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金子一平 (政治家)[かねこ いっぺい] 金子 一平(かねこ いっぺい、1913年2月12日 - 1989年3月28日)は、日本の政治家、大蔵官僚。自由民主党衆議院議員。長男は自由民主党衆議院議員の金子一義。 == 来歴・人物 == 岐阜県吉城郡国府村(現・高山市国府町)出身。旧制高山中学、旧制浪速高校を経て、東京帝大法学部3年在学中に高等文官試験行政科、4年時に高文司法科・外交科合格。東大卒業後の1937年 大蔵省入省。入省同期に、村山達雄、大島寛一(財務参事官)など。 大蔵省出身の窪谷直光初代警察予備隊経理局長の下で会計課長、他に名古屋財務局直税部長などを経て、1960年の第29回衆議院議員総選挙に、旧岐阜2区から出馬し初当選(当選同期に宇野宗佑・海部俊樹・亀岡高夫・仮谷忠男・細田吉蔵・小沢辰男・佐々木義武・田沢吉郎・谷垣専一・久保田円次・伊藤宗一郎・田川誠一・渋谷直蔵・藤井勝志など)。当選9回。自民党内では宏池会(池田勇人→前尾繁三郎→大平正芳→鈴木善幸派)に所属。党内きっての財政・税制通として知られ、第1次大平内閣の大蔵大臣、第2次中曽根内閣の経済企画庁長官、自民党税制調査会長などを歴任。1986年、長男・一義に地盤を譲り政界引退。 1989年3月28日、心不全のため死去。享年77(76歳没)。墓は高山市立国府小学校の裏に建てられている。
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